毎年 裏方として参加している
「コヤマミュージックカーニバル」
友人である「牛タンKOYAMA」の店主 小山ご夫妻と
そこに集う素晴らしい人達の実行委員会で創りあげる
年に一度の祭典。
今年で18回目の開催・17バンドの出演だった。
例年 8月の最後か 9月の最初の日曜日に
この歴史ある「音楽祭」は
小名浜の三崎公園野外音楽堂で行われる。
「いわきの音楽好きの人々は、このイベントが終わると夏にさよならをする」
といっても過言ではないほど定着している恒例行事なのだ。
「いわき街なかコンサート」を立ち上げる時も
街コン実行委員長のM氏とあまり深く考えずにパパッと創めたのも
「小山さんがいるから大丈夫だよ」という合言葉があったからなのである。
前日の9/1は午前中PAの仕込みの手伝いに行き、
午後からは店に戻り「遠藤ミチロウ」さんのLIVEの準備。(その話は後ほど・・・)
そして9/2当日、朝一で野音に駆け付けPAのサポート。
何度もご一緒している音響屋さんなので和気藹々と、それでいて程よい緊張感と・・・
野音、というかイベントの音響は出演する方々の時間の都合とかで
リハーサル(サウンドチェック)ができずに “一発勝負の本番”が多い。
出演者の方々がステージでセッティングをしている時に
こちら(ミキサー)も各楽器のマイクのオンオフやモニター音量などをチェック。
1曲目が始まるとステージ上の担当者Yちゃんが各パートのミュージシャンのモニターチェックに走り回る。
「ベースのモニターにキーボードを上げ!」
「ギターのモニターのヴォーカルを下げ!」
「ドラムのモニターに全体を下さい!」
「サイドは全体をもう少し低く!」
センターのミキサー担当のKちゃんが必死に対応する。
こんなやり取りをして音が落ち着くのは1曲目の間奏あたり。
音が決まってきたこの頃にやっと手が空き
ミキサーの置いてあるテントから表に出てみると
テントの中よりも開放された抜けるようないい音に仕上がっている。
という一発勝負を17回繰り返して最後のバンドまで無事終了!
イベント終了後の後片付けも、実行委員会のいつものメンバーだけではなく
各バンドからの有志の方々も残って下さり撤去時間(21:00)ピッタリに片付け終了!
気持ちのいい夏の終わりだった。
出演するバンドは大体QUEENのお客様だったり
イベントでQUEENに出演する方々が多いし、
いらっしゃるお客様も大体お知り合いばかりなので、もう楽しいったらありゃしまへん!!
「コヤマミュージックカーニバル」
主催の小山ご夫妻、実行委員会の皆様、裏方の皆様、出演した皆様、
大変お疲れ様でした。
そしてお越しのお客様、気持ちいい一日でしたねぇ!またお会いしましょう!
それぞれの想いを音に乗せて2007年の夏は終わった。
音楽のパワーをあらためて感じる一日だった。
ホント・・・いいバンドばかりだったなぁ。。