11/13(日)は、パリから「木村百合子&マチュー・ロフェ トリオ」来日ツアーです。
繊細かつダイナミックなジャズフルート生の魅力を是非お楽しみ下さい!
■木村百合子&マチュー・ロフェ トリオ
これまでヨーロッパを拠点にジャズフェスティバルやクラブ出演を多数経験。
アヴィニョン・ジャズ国際コンクールのファイナリストにも選出され、作・編曲に加えてフルート奏者としての高い評価を受ける。
『Live in Fukushima2013』(インディーズ)、『Onde Corpuscule』(ハイブリッドレコード)をリリースしたピアニスト、マチュー・ロフェとのデュオにおいては、これまで日本国内外において200公演以上のライヴ活動を行う。
2020年宮本武蔵をテーマとしたシュール・エクト・カルテットとの音楽総合劇『MUSASHI』公演のシナリオ、演出、作・編曲に携わり、ルクセンブルク、グルノーブル公演にて大好評を得る。
その他舞踏に語りを交えた音楽パフォーマンス野外公演など、近年では総合芸術クリエーションの場において活躍。
今回のトリオでは、ニューアルバム『THEIA』(ミュゼアレコード)をリリース。日本の“おはやし”をモチーフとしたオリジナル作品をご紹介。
◆マチュー・ロフェ / Matthieu Roffé ( ジャズピアニスト、作・編曲家 )
URL http://www.matthieu-roffe.com
http://www.chambermetropolitantrio.com
幼少の頃よりジェームズ・P ・ジョンソンやファッツ・ウォーラー、オスカー・ピーターソンにカウント・ベイジーなどを愛聴。
メッツ地方国立音楽院にてクラシックピアノの研鑽を積みながら18歳で理学士号を修了。
ティオンヴィル国立大学に進学し音楽理学博士号およびジャズピアニスト国家教員資格を取得。
スイス国ローザンヌ国立音楽院にて講師を務めた後、演奏活動に専念する。
パリ地方国立音楽院では恩師エミール・スパンニに師事し、調和声やモード音楽の理論を駆使したジャズクラシックスタイルの斬新なアプローチに感銘し、独自のスタイルを確立する基盤となる。
ヨーロッパを拠点にアジア、南米、オーストラリアでのツアー公演やフェスティバル出演などフランス国内外の様々なミュージシャンと共演、アルバム収録参加も多岐にわたる。
『ARKHè』(ハイブリッドレコード)、『Tempus Fugit』(イヌイレコード)をリリースした自身のチェンバー・メトロポリタン・トリオでは、ゴールデン・ジャズ・トロフィコンクールにて最優秀賞を獲得し、審査委員長を務めたアーチー・ シェップより大絶賛される。
近年ではクラシックのカウンターテナー歌手カルロス・メナとの共演や、音楽劇『MUSASHI』の総合舞台音楽監督、映画音楽ビックバンドの作・編曲に加え、ダンスと朗読による即興パフォーマンスなど活動の幅を広げ、モードとネガティブハーモニー和声理論の追求に強く傾倒している。
◆ケビン・ルケッティ(ドラム) Kevin LUCCHETTI (Drums)
2009年にサヴォワ地方国立大学にて物理化学科修士課程を修了後、シャンベリー地方国立音楽院ジャズ科に入学。
ピエール・ドゥルーヴェおよびアントワンヌ・ブローズ両氏に師事し2012年に首席で卒業、次いで2014年にはパリ国立高等音楽院において満場一致の一等賞を得る。
オリジナルバンド、ケビン・ルケッティ・クインテットでは、複数のライトモチーフを即興および固定音楽の両スタイルからアプローチすることで音楽を発展させていく演奏手法を提案。
青年期にアメリカのプログレッシブ・メタルバンド、ドリーム・シアターに感銘を受けドラム奏者の道を志した経緯もあり、ジャズ・インプロビゼーションの枠を超え、ワールドミュージックや音楽劇演出に加え、ジャズフルーティスト、マジック・マリック率いるアバンギャルドスタイルの「ファンファーXP」や「モビウスリングバンド」に出演するなど、幅広いジャンルに対応するスーパーサイドマンとして活躍。
パリ高等音楽院ジャズピアノ科教授ヘルヴェ・セラム氏との共演プロジェクト『Passerelles』(クリスタルレコード)をはじめ、シュール・エクトカルテットによるアルバム『Muss es Sein ? Es Muss sein !』(イヌイレコード)、デクスター・ゴールドベルグトリオによる『Jazz & People』などこれまでアルバム収録にも多数参加。
ヨーロッパ各国およびアジア、南米諸国のジャズフェスティバルにも多数出演する。
フルーティスト木村百合子とのトリオプロジェクトでは日本全国18か所にて公演が予定されている