本日(7/3・日)は、故 立川談志師匠が徹底的に惚れ込んだシャンソン歌手 田中朗Liveです。
そんな並なものとはワケが違う。
言葉で描く絵というか、今までのジャンルに無い名人芸だ。
聴かなければ判らない。まぁ、聴くことデス。
俺が保証する。酒で言うなら大吟醸だ。
豊富な言葉の世界に独特のピアノが交錯して
他の誰にも出来ない世界が出現する。
シャンソンだとかジャズだとか
そんな区分けでは追いつかない。
横文字から縦書きに自在に変わる。
ピアノの文豪だネ 無形文化財ですよ これは。」
-立川談志-(CD「風のささやき」より)
本日(7/3・日)は、故 立川談志師匠が徹底的に惚れ込んだ
知る人ぞ知る
日本で唯一のシャンソンの弾き語り 田中朗さんの貴重なLiveです。
故立川談志さんの推薦文
言葉で描く絵
田中朗の世界は言葉で描く絵である。
誰にでも出来る芸ではない。
それは如何に多くの言葉を引き出しに入れて居るかが勝負なのだ。
更に「語りの芸」が無ければ成り立たない。
加えて其の背景に音楽を流すのは並みな者には出来ない。
此の俺もアタマが上がらないのだから。
まあ 一度聴いたらクセに成るゾ。
立川談志さんが田中朗を語るもうひとつの文
「シャンソンの弾き語り」という紹介は彼に不釣合いだ。
そんなありふれた 芸では無いからだ。
原詩の横文字と
即興で訳した名調子の縦文字が
縦横にミックスする。
それも二度と同じことを言わない。
俺もその種の芸人だが、それは並みの芸人には出来ない業だ。
「一流」というのは世間にザラにあるが、
「超二流」というのは滅多に居ない。
彼がそれである。
シャンソンばかりではない。
間口の広さと奥行きが違う。
本もののプロとはそういうものだ。
其の男と五十年付き合った立川談志が保証する。
-立川談志ー

■7/3(日)
■吟遊詩人 田中朗の世界
■開場15:00/開演15:30
■¥3,000(D別)
このおじさんは、いへ、このおぢいさんはピアノを弾きながら、フランス語で溜息ついたりするヘンなぢぢいなんです。
たまに気が向くと同時通訳風のシヤンソンをうたつたりするのです。
気をつけないとはまつてしまうことがあるのです。
ー ご自身のブログ「田中 朗の歌」より -