1/22(木)は日本ジャズ界を背負ってきた男 “オマスズ”こと“鈴木 勲氏のLIVEです。
今話題のミュージシャンや大御所と呼ばれる方の貴重なLiveを企画しても
なかなかいわきの皆様にお越し頂けないのが現状です。。。
(ローリーさんの時なんて110名様の内いわきの方は20名様、90名様は他県からでした。。)
少しでもわかって頂いてLiveにお越し頂ければ・・・と
駄文ですが願いを込めて書いております。
「まちメディア」コラム
リンク先が見れないかもしれないので、貼り付けます。
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1/22(木)にQUEENで貴重なジャズライヴがあります。
1933年生まれ、81歳。日本ジャズ界を背負ってきた男“オマスズ”こと“鈴木勲氏のライヴです。
日野元彦、渡辺香津美、秋山一将、山本剛、益田幹夫・・・
全ての楽器にわたって多くのミュジッシャンを育てた本物のジャズマン。
デビューは1956年、アメリカ軍楽隊キャンプだそうです。
東京自由が丘「ファイブスポット」のハウスバンドとして演奏していた1970年、アートブレイキーに見出されてブレイキーの待つニューヨークへ単身渡米し、ジャズメッセンジャーズの一員として活動。メッセンジャーと共にアメリカ全土とヨーロッパを公演。
合間をぬってニューヨークのジャズメンと共演し、交流を深めました。
アメリカより帰国しレフリーとして活動していたが、マル・ウォルドロン来日の際の共演で、ピアノ・トリオの分をわきまえたプレーは高く評価され、その後も外国ミュージシャンとの共演は数知れない御大です。
私は、高校生の時に通っていたジャズ喫茶フィレンツェで、初めてオマスズさんの帰国2枚目のアルバム「Blue city」を聴いて、身体中に電気が走りました。
特にB 面の「Play fiddle play」…本当にレコードが擦り切れるほど聴きまくりました。
1975年の出来事でした。
そして今、まさか憧れのミュージシャンを呼ぶ事が出来るなんてその頃には想像もしていませんでした。
近所のシャンテハウスさんとの合同企画です。
81歳のピッコロベースのグルーブ、見逃せません!
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コラムは字数制限があるので、書けなかった事を少々・・・
皆さんに観て頂きたいのは鈴木勲氏のステージの凄みです。
彼はいつもバックのミュージシャンはお孫さんぐらいの若手ジャズマンを連れてきています。
鈴木勲氏・・・オマさんは彼らを世界に通用するミュージシャンに育てているのです。
ステージはいつも卒業試験のような緊張感で破裂しそうです。
曲が始まると彼らはオマさんしか見ていません。
司令塔オマさんの縦横無尽なタイム感覚と図太いグルーブにくらいついていくのに必死です。
ボスと若いメンバーとの斬るか斬られるかの真剣勝負!
そんな時、怖いボスの顔の奥にやさしいもう一つの顔が見えるのです。
こうして世界に通用するミュージシャンに育て上げ卒業させていくのがオマさんの役目なのでしょう。
最近の卒業生はピアニストのスガダイローさん。
ずっとオマさんのピアニストでしたが、今や日本を代表する世界レベルのミュージシャンです。
最近は山下洋輔さんとのDUOで大活躍しています。
OMA SOUNDという学校の第1期生は40年前、渡辺香津美さん。
レコードが擦り切れるほど聴きまくった「Blue city」のギタリストです。
■1/22(木)
■鈴木勲 OMA SOUND
■開場18:30/開演19:30
■¥5,000(D別)
■鈴木勲(B)中村恵介(Tp)松井宏樹(As)加藤一平(G)板垣光弘(P)吉良創太(Ds)
