明日(7/23・火)は田中健(ケーナ)&羽仁知治(pf)Liveです!
雑念を取り払って集中し、思いが届くように、心を込めて吹く。
「テクニックはもちろん必要だけれど、思いを伝えることの方が大事だと気付いたんです」
演技か、音色か。
思いを伝える方法が違うだけで、俳優の仕事とケーナ演奏という二つの道は、一つの道につながっている。』
俳優 田中健さんの言葉です。
ドラマ「俺たちの旅」の"オメダ"さんでお馴染み、俳優「田中健」さんはプロのケーナ奏者としても高い評価を博しています。
ローライダースや上田正樹さんのピアニストとしてお馴染みの「羽仁知治」さんの美しいピアノと田中さんのケーナが紡ぎだす「心を癒やす風のような音」に包まれるステキなひと時をお楽しみ下さい。
■7/23(火)
■田中健(ケーナ)&羽仁知治
■開場18:30/開演19:30
■¥4,000(D別)
■田中 健(ケーナ)

1972年「あおい健」としてコロムビア・レコードから歌手デビュー。
その後、俳優業に転身、1974年「サンダンカン八番娼館 望郷」でデビュー、1975年「青春の門」で脚光を浴びる。
同年放送されたドラマ「俺たちの旅」(NTV)は30年目を迎えたシリーズに育ち "オメダ" 役は自信の代表作となる。
以降数々の主演作品に出演、1993年映画「望郷」(東宝)では数々の映画賞に輝く。
一方、1983年南米旅行中にケーナと出会い1990年にケーナ奏者としてデビュー。「ユーラシア」「ひととせ-春夏秋冬-」等5枚のアルバムをリリースしている。
名曲「コンドルは飛んで行く」田中健アレンジバージョンは今も高い評価とライブの要望を博している。
2002年より東宝芸能に所属。
現在は、時代劇からブロードウェイミュージカルまで役者として幅広い活躍をみせている。
★ケーナとの出会い。

インカ帝国が築いた幻の空中都市、マチュピチュ。
霧に包み込まれた神秘的な光景の中で、美しく、どこか物悲しい音色を耳にした。
誘われるままに近づいていくと、そこにケーナを吹いている人を見つけた。
83年、旅行で訪れた時のことだった。
「心を癒やす風のような音」に魅力を感じた。仕事の時も持ち歩き、車での移動中や撮影の合間など、時間があれば練習に励んだ。
教えてくれる人はいないため、全くの独学。
唇の位置が少し違うだけで、音が出たり出なかったりする。
安定した音が出せるようになるまで、3年かかった。
プロの演奏家としての活動をスタートしてからは、代々木公園や多摩川土手、ロケ地近くの森などで、木や月に向かって吹く練習をするようになった。
雑念を取り払って集中し、思いが届くように、心を込めて吹く。
「テクニックはもちろん必要だけれど、思いを伝えることの方が大事だと気付いたんです」
演技か、音色か。
思いを伝える方法が違うだけで、俳優の仕事とケーナ演奏という二つの道は、一つの道につながっている。

■羽仁知治(pf)

東京生まれ ピアニスト。
5歳よりピアノを始める。
小学校時代にテレビで見たジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの演奏に触発され自由学園男子部高等科卒業後、プロとしての活動を開始する。
ジョージ大塚、金井英人、植松孝夫のグループピアニストとして都内ライブハウス等で演奏活動を経験。
その後、作曲、アレンジャー、ピアニスト、キーボーディスト、プロデューサーとしてテレビ/映画/ラジオ番組の音楽制作及び出演など、商業音楽分野にて幅広く活躍する。
さらに個人での活動としては、ソロピアノにて4枚のリーダーアルバムをメジャーレーベルより発表。
ピアノの美しさを極限まで表現したヒーリング音楽作品として高い評価を受ける。
2006年、5枚目のアルバム「My All」をリリース。
JAZZの基本となるトリオ編成の録音で、JAZZのテイストがありながら、FUNKYなサウンドのオリジナル曲をメインとしたアルバムは、各ジャズ専門誌などでとりあげられ、多方面から良い反響を得ている。
最近では、コンサート、ライブ活動も精力的に行い、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト氏が設計し、国の重要文化財に指定され注目を集めている「自由学園・明日館」では毎年、自主コンサートを開催。
さらに青山ブルーノートの姉妹店でもある「Motion Blue YOKOHAMA」でも定期的に単独公演を行っている。
また、スターバックス コーヒージャパン株式会社から毎年発売されている「限定福袋」のCDにオリジナル楽曲を提供するなど、多岐にわたる活動を精力的に行っている。
