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Iwaki QUEEN barqueen.exblog.jp

月に数回大人の為のプロライヴを企画するQUEENのブログです。


by iwaki_queen
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久々のぶつぶつ・・・を

ここ いわきには、私の愛読する タブロイド判12ページで月2回発行の一本太い筋の通った硬派な新聞があります。
「日々の新聞」といいます。
「日々の新聞」ホームページはこちら

ウィキペディアでは、こう紹介されています。
日々の新聞(ひびのしんぶん)は、詳報性と独自の切り口を編集方針にした地方紙(隔週刊紙)である。2002年5月にいわき民報を退社した安竜昌弘が「アメリカンジャーナリズムをベースとする硬派な新聞」として福島県いわき市で創刊した。その特徴は詳報性と独自な切り口で、そこには自らのイデオロギー、個性を捨てて画一化してしまった既存メディアに対する、アンチテーゼがある。その代表的なコーナーは「紙面を読んで」(オンブズマン)。その欄は創刊当時から編集の及ばない不可侵としている。


私は、この 日々の新聞代表の安竜さんをとても尊敬しています。
信念を持ってやっているその姿勢に憧れて追いかけているのかもしれません。
安竜さんと話しをしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
実は、QUEENのチラシの折り込みをお願いしに編集室に行くのが私にとって貴重なとても楽しみの時間でもあります。

ある日、そんな安竜さんから「狐火って知ってます?」と尋ねられました。
存じ上げなかった私がどんな方かと問うと、
東白川郡塙町出身でいわき明星大学卒のラッパーで
初めて聴いた時、魂を揺さぶられるほど衝撃を受けた、皆さんに聴いてほしいのでLiveを企画したい、と話されました。
そのときはまず、私より(少しですが)先輩の安竜さんから「ラップ」という言葉が出てきたのにビックリし、
その後「やはり安竜さんは感性の鋭い方なんだなぁ」と納得。
それから安竜さんの琴線に触れる「狐火」とはいったいどんなラッパーなんだろう、とグッと興味が湧いてきました。



以下は安竜さんのブログ「いわき日和」からです。
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ひょんなことから、東白川郡塙町出身のラッパー・狐火のライブコンサート(3月9日・アリオス小劇場)を開くことになった。ラップとは、ほとんど縁がない。それでも、このコンサートを自分たちで主催し、一人でも多くの人に聴いてもらいたいと思ったのは、その言葉の連なりが、好みや世代、しがらみを超えて、まっすぐ心に迫ってくるからだ。素直で無垢なつぶやきが、静かに魂を揺さぶる。

 きっかけは昨年秋の福島県立博物館のシンポジウムだった。テーマは「アートにできること できたこと2012」。パネリストの一人として参加し、震災後に「日々の新聞」が何をどう報道してきたのか、そうしたなかで何を感じたのかを話した。その場に、明らかに自分を場違いだと感じているような、内気そうな青年がいた。それが狐火だった。
 本名は、西野良宣さん。いわき明星大時代にラップを始めた。ラップと言っても、音楽にのせて自作の詩を朗読するポエトリーリーディング。幼稚園のころから、日々の出来事を日記のようにカセットに録音し、中学からはそれをノートに書くようになった。だから、狐火の詩やステージには、「27才のリアル」「28才のリアル」「29才のリアル」というように、そのときどきのいま、がある。西野良宣という若者の日常から、新聞では報道されない現代社会が透けて見える。

 せいぜい20分ぐらいだったと思う。シンポジウム会場の古い酒蔵で、狐火がマイクを握った。その瞬間に会場の空気が一変した。それはもう、震災のあとに被災者を対象にこんなことをやってきましたとか、こんな手法でアートプロジェクトをやりましたとか、こんな報道をしてきましたとか、そんな人間社会の建前的なことはどうでもよくなり、震災のあとの自分の日々や思いが、それぞれの脳裏に浮かんでは消えた。狐火の震災後の思いを追体験しながら、そのやるせなさに共鳴し、引き込まれた。さまざまな共通項が心に響いたのだろう。涙をこらえるのに必死だった。でも無駄だった。
 狐火は世の中をまっすぐ見る。だから、人間を型にはめようとする決まり事や無機的なものを記号化して、揶揄する。でも大上段に振りかぶって否定するわけではなく、社会で当然のこととして行われていることのおかしさ、矛盾に対しての「なぜ」「わかりません」を積み重ねていく。それが聴くものを魅了する。
 ライブで狐火はぼそっと照れくさそうに「単なる自己満足の世界ですから」と言った。するとコーデイネーターを務めた、博物館学芸員の川延安直さんが「震災後、自己満足でこれだけのことをやりきった人がいたでしょうか」と会場に一石を投じた。見事だった。

 先月末から、立て続けに街の小さなライブハウスで加川良、友部正人、二人のフォークシンガーのコンサートを聴いた。聴かせる側も聴く側もほとんど同じ床の高さで、仲間同士のようにその場を共有した。ライブは観衆によってステージが微妙に変わってくる。そして、そのとき限りだから、良くても悪くても人生の一ページとして記憶に残る。まさに、生きものなのだろう。
 友部が美しいたたずまいで歌った。「大道芸人は路上をめざす/けっして舞台になど上がらない」。加川も友部も40年にわたって歌い続け、路上の人としての生きざまを貫いてきた。狐火もその背中を追い、路上を原点にした歌い手になっててもらいたい、と勝手に願っている。


ブログ「いわき日和」
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音楽ジャンルの好き嫌いや世代を超えてつながっていくラップ。
ラップと言っても、音楽にのせて自作の詩を朗読するポエトリーリーディング。
聴くものを魅了する言霊を生で体験して頂きたいです。

「狐火ワンマンLIVE」@いわきアリオス小劇場
3/9(土) 14:30~


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■安竜さんからのメッセージです。

「狐火ワンマンLIVE」が近づいてきました。
3月9日午後2時半開演。場所はアリオス小劇場です。チケットは999円。
日々の新聞社とアリオスチケットセンターで扱っています。
まだ余裕がありますので、誘い合ってお越し下さい。
 3.11のあと、多くの人たちが無気力感にさいなまれました。
狐火(本名・西野良宣)もそうで、東京と福島との間に、微妙な距離や意識の壁を感じたと言います。
その微妙な感じを、気負いなくまっすぐ吐露し続けています。
その言葉は音楽ジャンルの好き嫌いや世代を超えてつながっていきます。
一人でも多くの人が、狐火のさりげない日常の言葉に共感してもらえたら、と思っています。

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「ラップ」というと馴染みが無いかもしれませんが、
要はちょっとビートの効いた音楽に乗せた朗読です。
今週土曜日、皆様 是非お出かけ下さい!
きっと音楽ジャンルや世代を超えて、何かが届いてくる事でしょう。

久々のぶつぶつ・・・を_d0115919_511694.jpg

by bar-queen | 2013-03-07 12:30 | ぶつぶつ・・・ | Comments(0)